JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOLは「伝統に革新をもたらし、次代にその価値を紡ぐ人が集まり、実践し、学び合う場」として2018年に開校しました。行政主導の事業ではなく、ジャパンブランドプロデュース、地域プロデュースの第一線で活躍する多様なプロフェッショナルが集まり、より中長期的なビジョンを持ち、継続的な取り組みを通して時代を担う人材プラットフォームを築きあげています。
これまでに3期の年間コースを運営し、全国から集まる若く志ある人材、日本の価値を世界に発信し続け国内外で活躍するプロデューサー、数百年の伝統を受け継ぐ老舗企業が集い、地域発のプロダクト・サービスを世界に発信するための想い、手法、知見を学び合い、実践を積み重ねてきました。年間コース終了後も、参加者同士が有機的なネットワークを形成し、多種多様な事業・プロジェクトが立ち上がっています。
2020年、国際的なイベントを起点にさらにMade in japanを世界に向けて発信するはずだった時代の節目に、状況は一変しました。
人の移動が制限され、人々の生活習慣が大きく変化し、これまで培ってきた商流や勝ちパターンが通用しなくなりつつあります。とりわけ既存の小売・流通に軸足をおきながらチャレンジを積み重ねてきた伝統工芸・伝統産業に代表される、中小ものづくり事業者への影響は大きく、多くの事業者が存続危機に陥る可能性が指摘されています。
時代の変化を機会と捉えるか、危機と捉えるか。この分岐を作るのは、その時代に生きる人の意志です。ウィズ・コロナの環境下においても、デジタル技術などを活用して新たなチャレンジをはじめる産地には、必ず強い意志を持ちながら現実を見据え、創造的な思考と行動をやめない人と人とが集まるチームの存在があります。
産地を支える人とチームを育てるために、そして産地・業界を越えた連携を加速させるべく、2021年5月JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOLは、第4期目となる年間コースを開講します。
地域に受け継がれる伝統を力強く次代に受け継いでいくため"GO BEYOND"をスローガンに掲げ、カリキュラムを一新。地域・業界を越えた実践的な学び合いの場を通して、これまでにないコラボレーションを生み出していきます。
ますます現代は不確実で、未来は予測することが困難なものになっています。しかし、もとより未来は予測するものではなく、 未来はともに目指し、創るものです。 日本の伝統・技・アイデンティティを未来の資源として捉え直し、志ある多様な立場の方々とともに、次代にジャパンブランドの価値を紡ぐ新しいシーンを作り出していきます。
2021年5月の第4期開講にあたって、これまでのあゆみを振り返りながら、カリキュラムを一新したJAPAN BRAND PRODUCE SCHOOLの概要をご説明する記念イベントを開催いたします。本スクールへの参加をご検討の方は、ぜひご参加ください。
JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOLの共同発起人である澤田哲也(ミテモ株式会社)、西堀耕太郎(株式会社TCI研究所 / 京和傘 日吉屋)、堀田卓哉(株式会社CULTURE GENERATION JAPAN)が、JAPAN BRAND FESTIVALにおいて、第4期開催に向けた想いを語っています。(50分程度)
ぜひ、ご視聴ください。
JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOLに参加することで得られるもの
メソドロジ/知見の習得
実践を通した実力の確立
有機的なつながり
全国から集まるジャパンブランドの未来の担い手が実践を通して学び合う12ヶ月間のプログラム
主にメーカー向け
地域に根ざし、受け継がれるものづくりの当事者が、商品設計/販売方法や商流を時代に合わせて更新し、その価値を次代に受け継ぐ
自らの工房・技術の価値を改めて捉えなおし、デザイナーなどとの協働を通して、自社オリジナルのブランド商品を開発し、世界にその価値を届けていくメソドロジを身につけます。
主に支援者向け
各地の伝統工芸や地場産業を面的に支援する、持続可能で革新的な事業を立ち上げその価値を次代に受け継ぐ
デザイン、プロデューサー、小売流通、デジタル技術、行政機関など多様なバックグラウンドを持ち志ある人が集い、それぞれの持ち味や経験を活かした地域プロデュース事業の立ち上げを目指します。
JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOLの年間プログラムは、 大きく3つのフェーズに分かれています。
(1)キックオフ・プログラム
本スクールでは、日本の価値をジャパンブランドとして発信していくためのメソドロジを学んでいただくことを目指しています。では「ブランドをプロデュースする」とは一体何をすることを指しているのでしょうか。新商品を作る、海外の展示会で販売する、といった個別の活動もさることなが、その根本となる「ブランドとは何か」「プロデュースとは何か」を理解し、「私たちはどのような心構えでブランドをプロデュースしていくことが大切なのか」という心構えを醸成していくことがその後の成果を大きく左右します。そこで、本プログラムのキックオフは、1年間の学びの土台となる心構えとブランドプロデュースの全体像について理解を深める実践的なワークショップを行います。
(2)エントリー期(基礎研修期)
ブランド・プロデュースや産地支援を行うために抑えておくべき概念、考え方を座学中心に学んでいきます。例えばブランドプロデュースに取り組むにあたって求められる「どのようにブランド・コンセプトを設計するか」「国内外のマーケットをどのように分析するか」「顧客のニーズに合わせた商品・サービスをどのように設計するか」「販路・流通チャネルをどのように構築していくか」など多岐にわたる考え方を学びます。
(3)実践フェーズ
キックオフ・エントリー期で学んだことを踏まえながら、いよいよご自身の地域や自身の会社・工房において新事業・新商品開発の実践に取り組んでいただきます。本フェーズでは、残り半年間のSCHOOL期間の中で、戦略立案、プロジェクト立ち上げ、商品開発、販路開拓などの一連のプロジェクトに取り組んでいただきます。
プロジェクト立ち上げ後は、国内外で活躍する現役プロデューサーから直接アドバイザリーが受けられるハンズオン支援、受講者同士がプロジェクトの進捗を共有しお互いに学びあうアップデート・セッションを通して、切磋琢磨しながらブランドプロデュースを実践し、一つ一つ課題を乗り越えていくことで、真にプロデューサーとして活躍できる知見、スキルを身につけていただきます。
JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOLの年間プログラムは、2つのコースを同時に進行します。
ご自身が参加していないコースのセッションも参加可能です。
JAPAN BRANDO PRODUCE SCHOOL 第4期は、リアル会場(京都市内)×オンライン会場のハイブリッド型で開講します。
リアル会場の具体的な会場については、参加確定者に改めてご案内します。
Meisterstrasse
代表取締役
/ JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOL 参加資格
1
キックオフ・プログラムをはじめとした全てのセッションにリアルあるいはオンラインで参加できること
※実践フェーズの面談日やフォローアップ日程は
別途調整し、決定します
2
日本の伝統・技・アイデンティティを受け継ぎ、新たな価値を生み出したいという意志を持っていること
※セルフプロデュースコースの場合は、新商品開発に積極的に取り組みたいという意志があること
3
スクール修了後も実践者としての活動を続ける意欲と志を持っていること
/ JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOL 審査基準
1
日本の伝統・技・アイデンティティを受け継ぎ、新たな価値を生み出したいという意志が感じられること
2
未踏の領域にこそ踏み込み、新たな可能性を切り開きたいという意欲が感じられること
3
多種多様な人や知見と有機的に繋がり合いながら、ユニークなモノやコトを生み出せる可能性が感じられること
/ 審査に必要なもの
1
プロフィール・経歴登録
氏名、プロフィール、これまでの経歴を参加応募フォームにご記入ください。
2
企画書 ※フォーマット自由
今後、ジャパンブランドプロデューサーとして、どのようなプロジェクトに取り組みたいか、何を実現したいのか、その想いを記載してください。
(形式自由/A4 5ページまで)
/ 参加費用
一般 : 250,000円(税別)
法人としてお申し込みを検討されている方へ
複数名の参加を検討されている法人のお客様向けに、特別価格体系をご用意しています。
個人参加 25万円(税別) / 人
法人参加(3名まで) 40万円(税別) / 社
*法人のお客様でお一人だけでご参加いただく方は、個人参加をご選択ください
また、本教育事業は厚生労働省の「人材開発支援助成金」の対象となります。参加事業者が支給対象となるかどうかはお近くの労働局にご相談ください
関連リンク:人材開発支援助成金(厚生労働省)
学生 : 参加費無料 ※限定3名まで
参加応募
[参加応募フォーム]から、ご応募ください。
応募期間:2021年4月上旬 〜 2021年5月11日まで
参加者選考
参加費用のお振込み(講座参加前日まで)
/ 講座に関する質問などは、下記フォームからお問い合わせください。
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